愛知学泉大学

現代マネジメント学部 現代マネジメント学科 マネジメント女子Style

ファッション×マネジメント
ファッション×マネジメント
さあ、明日は何を着ていこう!
ファッションとマネジメントが融合するとどんな化学反応が起きるのかな?女子必見のマネジメント術です★
社会学の中でも「身体の社会学」を専門とする、現代マネジメント学部の堀田裕子先生。私たちが毎日、何気なく選んでいる服・持ち物も、学問的なアプローチをすると見え方が変わってきます。初めて会う人の服装を見て何を感じますか?友だちと自分のファッションは同じ?違う?
“ファッションに興味がある!”という女子はもちろん、“流行(はやり)ものを着るのはちょっと・・・”という女子も、ファッションをマネジメントしてみましょう!

ファッションのムコウガワ

ヌーディストを知っていますか?日常生活を裸で過ごす人たちです。かれらは何を着ているのでしょう?何も着ていない?たしかに、服に身を包んではいません。でも、かれらが強い信念に身を包んでいるのを感じざるをえないでしょう。
ファッションは、どんな服装やメイクを身につけているかだけでなく、どんな生き方をしているかということにも関わっています。動物愛護活動をしている人が毛皮を身につけないのにも、ロックミュージシャンのイレズミにも、そしておしゃれに関心がない人の服装にも、かれらの生き方が透けて見えるはずです。

私たちはみんな「裸の王様」!? ーファッションとマネジメント

私たちが自分で思い描く「私のイメージ」と、周りの人たちが見る「私のイメージ」との間にはズレがあります。それは、私たちが他者と同じように自分を見ることができないからです。たとえば、鏡で見ることができるのは、他者が見るのとは左右逆の私です。写真で見ることができるのは、すでに過去になってしまった私でしかありません。その意味では、私たちは自分自身のことを一番分かっていない、いわば「裸の王様」なのです。
このズレを少しでも埋めていくには、周りで何が起こっているか、人びとが何をどう考えているかを知る必要があります。そうすれば、他者の眼差しで自分を見ることができるようになります。社会についての知を自分のなかで消化し、そのうえで自分を眼差す――これが、社会学の立場から私が考える「マネジメント」です。時代の波に乗るもよし、逆らうもよし。でも、逆らうにしても、波の存在を知らなければ逆らえません。

装うことの社会学 ー何を“着て”出かける?

アーヴィング・ゴッフマンという社会学者は、私たちの日常生活をドラマになぞらえて理解しようとする「ドラマトゥルギー」という考え方を示しています。私たちは、あらゆるシーンで、服装や振る舞いなどによって場面にふさわしい自分を演出し、他者に与える印象を操作しています。とくに、不特定多数の人同士が出会いと別れを繰り返す都市化した社会では、この演出は重要な意味をもちます。なぜなら、その一回きりかもしれない出会いが、あなたの印象を決定づけてしまうのですから…!現代社会でファッションが重視される理由の一つです。

装うことは品物のラッピングに似ています。美しいラッピングがしてあると、中身は何だろうとわくわくします。質素なラッピングでも、たとえば中からいい匂いがしてきたら、やっぱり中身に期待をします。装い隠すことは、中身についての想像を促す効果もあるのです。でも、中身を知ってがっかり、なんてことにはならないようにしたいですね!
良くも悪くも、女子はファッションを楽しむ機会に開かれています。自分の置かれている社会を知り、そのなかでどう生き抜いていくか、そして、自分を演出するさまざまな手段を駆使して、何が自分をアピールするのに適しているか、こうしたことを探っていくのも大学生活の楽しみの一つとなるでしょう。さあ、明日は何を“着て”出かけますか?

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