-2023年8月10日(木)-

愛知学泉大学・短期大学 在学生の皆様へ


違法薬物の乱用とは無縁な学生生活を基本として(注意喚起)


愛知学泉大学 学長 寺部 曉
愛知学泉短期大学 学長 安藤 正人

 連日のメディアによる報道にもあるように、大学生の違法薬物の乱用や所持による当局の摘発逮捕事件が発生し、深刻な社会問題となっています。
 本学学生の皆さんにおかれても、一度でも、違法薬物(例えば、覚せい剤・大麻・指定薬物・MDMA・コカイン・ヘロイン・あへん・シンナー等)を使用すると、「薬物乱用」に当たります。さらに、薬物乱用後に効果が切れると、気分が悪くなり、さらに様々な体調不良の症状が現れます。そこで、再び、違法薬物を乱用して現実逃避や快楽を求める行動を繰り返すこととなります。これが、薬物中毒症または薬物依存症といわれる状態です。最終的には、精神障害を伴って人格破壊へと繋がり、社会生活を営むことが困難になります。
 また、違法薬物を得るために、重大な犯罪に手を染める恐れもあります。
 このような違法薬物を乱用することはもちろん、所持しているだけでも、法律で罰せられる「犯罪行為」となります。「一度だけなら大丈夫だろう」などという軽い気持ちであっても、摘発されれば社会的制裁を受けるとともに懲役刑など厳しく法的責任を問われることにもなります。
 皆さんは、今一度、違法薬物乱用の恐ろしさ、危険性について認識を新たにし、仮に違法薬物の誘惑があっても断固拒否する強固な意志を持ってください。すなわち、本学キャンパス及び社会を含む学生生活において、違法薬物とは無縁であることを基本に、節度ある行動をとっていただくよう、改めてお願いいたします。