稲武地域での実習「まゆっこ活動」を振り返って

堀田 裕子
現代マネジメント学部(社会学)

豊田市稲武地区の人々と一緒に1年を通じて活動をしてきた堀田先生と学生達。「稲武で受け継がれている養蚕の魅力を伝えよう」と、さまざまな取り組みをしてきました。担当の堀田先生に、実習全体を振り返っていただきました。

「今年度は、昨年度に続き、東山動植物園ほかでの糸引き体験イベントの運営、養蚕に関する紙芝居やクイズの実演などをおこなってきました。それらに加え、今年度は初めて、稲武の自然環境と社会環境を理解し新商品開発をするための合宿をしたり(その様子は朝日新聞ほかに掲載)、大学祭で繭細工の体験コーナーを設置し来場客にレクチャーしたりしました。

そのために、学生たちはこれまでほとんど知らなかった蚕の生態や養蚕技術、そして稲武という地域社会について学んだうえで、どのようにしたら来場者に興味を持ってもらえるか、意見を出し合い工夫を凝らしてイベントに取り組んできました。

実習は先方のニーズに応じて内容が変化しますが、次年度もすでに新たな活動を期待されています。その期待は、これまで本実習に参加してきた学生たちが得た「成果」です。今年度の実習生のなかには、「まゆっこさんのことで頭がいっぱい!」、「もっと実習をやりたかった」と話す学生もいました。その思いは、着実に先方に伝わっています。また、学生たちの社会人基礎力の発揮にも、おのずとつながっています。

次年度以降の実習生にも、この思いが継承されていくことを願っています。」

下の写真は、11月に東山動植物園で行われたイベントと、稲武での「あかり展」というイベントでの様子です。