千葉県教員採用試験(小学校)内定【こどもの生活専攻】

樋渡 宙夢くん
家政学部こどもの生活専攻(愛知県立三好高等学校 出身)

千葉県の小学校教諭に内定した、樋渡くんにインタビューをしました。

Q.先生をめざすきっかけは?

樋渡:中学校の部活の先生が、親身になって相談に乗っていただける方でした。部活(陸上)の技術指導においても丁寧に教えていただき「自分もこんな先生になりたい」と思ったのがきっかけです。その後、高校生活でも陸上競技に力を入れている中で、母校の小学校から「小学生に陸上を教えてもらえないか」とお誘いをいただき、実際に指導する場面を体験しました。その経験が「小学生の先生」を本格的に志した瞬間でした。

Q.今年に実施した『教育実習』はいかがでしたか?

樋渡:愛知県田原市の小学校で行いました。6年生の児童と一緒に生活した3週間は本当に勉強になりました。子どもたちは「素直」、「仲間が良い」、「団結している」など良い点ばかり。運動会や社会科見学、部活(陸上)の指導にも参加し、様々な経験をさせていただきました。

Q.採用試験対策について聞かせてください。

樋渡:私は他の学生に比べると対策を始めるのが遅く、3年生の10月ごろから始めました。愛知県、名古屋市、千葉県の過去問題集を購入し勉強をスタートしました。専攻の先生方にさまざまな指導やサポートをうけたのですが、小論文対策が大変でした(笑)。「1日2テーマ書く」トレーニングを毎日行い、添削指導をしていただきました。本当に書けるようになり、成果を出せたことに感謝しています。面接対策は顔の表情、質問に対する答え方、伝わってくる印象などをその場面ごとに指導していただいたことで、この取組みも成果が出すことができたと思います。

樋渡:また千葉県の小学校に見学する機会を設けていただき、教育方法や各小学校の校長先生に聞くことができたことも成果を出すことができた要因と思っています。

Q.「こんな先生になりたい」という目標を聞かせてください。

樋渡:採用試験対策で「勉強の大切さ」を痛感しました。しかし、面接では「自分の経験」が最重要であり、評価していただいたと思います。子どもたちにも、勉強とあわせて、いろんなことを経験させられる先生になりたいです。あと、「宿題を少なくする」先生に憧れています。いろんな経験や体験をするには“時間”が必要です。学校内でできることと家庭でできることを考えられる子どもになって欲しいから「宿題を少なくします!」(笑)