プレゼンは必ず慣れます!

夏休みに行われた集中講義、「地域交通論」の中で、学生達がプレゼンテーションをする機会がありました。
3日間の講義のうち前半は、車、鉄道、飛行機、といった様々な交通の概要や問題点を学び、後半は、各自で調べたい交通のテーマを決め、授業以外の時間も使って調べ、まとめ、最終日に皆の前でプレゼンします。

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「テーマはより具体的であるほど良い」などの先生のアドバイスもあり、自分が普段利用している交通について、また日頃から感じている身近な交通の疑問をこの機会に調べたい、という学生が目立ちました。

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テーマの一部です。

・国道1号線 八帖交差点の渋滞問題と解決策
・右直事故はなぜ起こる?
・なぜジャーマンウイングス9525便墜落事故が起きたのか
・what is will be リニモ

4年生になれば、1年かけて自分の調べたいことを研究する卒論制作が待っていますが、今回のように、先生と相談しながらテーマと方向性を決める作業や、テーマから結論を導き出す過程は、卒論制作を少し体験できる?といった面もありそうです。

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発表本番ではそれぞれ5分の持ち時間でプレゼンしました。本番前に一度簡単なリハーサルをやっているだけあって、時間の配分を改良したり、気持ちの面でも余裕を持って発表している様子が伝わってきました。また聴講者からの思わぬ質問にも、自分の言葉で自分の考えを述べ、先生から「素晴らしい回答」と褒められる学生もいました。

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「プレゼンテーションは、とにかく数を多くやれば誰でも慣れる。今はうまくやれなくても気にしなくていい。」という先生の言葉で学生の気持ちも楽になり、むしろ楽しんでやれたのかもしれません。

後期の授業もいよいよ始まりますが、人前で話すことが苦手という人も「数多くやれば必ず慣れる」という言葉を信じて、なるべく発表の機会のある授業を選択してみてはどうでしょうか。