「こども音楽Ⅲ」の授業です。(こどもの生活専攻)

こどもの生活専攻2年の授業「こども音楽Ⅲ」です。

小学校教諭として、あるいは幼稚園教諭や保育士として必要な音楽理論や歌唱、器楽、音楽づくり(創作)、鑑賞などの「知識・技能」や「思考力・判断力・表現力等」を学びます。また「こども音楽Ⅰ~Ⅳ」を通して、「学びに向かう力、人間性等」についても育んでいきます。

器楽、音楽づくり(創作)、鑑賞、手あそび指あそび、わらべうた、音楽理論の指導は安江真由美先生 歌唱全般の指導は白鳥清子先生

 

 2年間、様々なことを学ぶ中での一場面を紹介します。

 この日は近々行われる前期の試験も踏まえ、これまで授業で習った歌をもう一度おさらいをしました。保育の歌でもある『犬のおまわりさん』『とけいのうた』や、小学校歌唱の教材でもある『こいのぼり』『うみ』『ふじ山』など多くの曲を習ってきましたが、手遊びやジェスチャーも交え、表情豊かに表現していました。

 

 

 

また器楽については、鍵盤ハーモニカを使って一人数分間、模擬授業をしてみるという内容でした。これまでに学んできた曲目や指導法をもとに、教材として使用する曲を学生が主体的に選び、子どもにどんなポイントを教えるかも各自考えます。ある人は音の強弱に気づかせたり、ある人は鍵盤ハーモニカの吹き方を教えたり…。子ども役の学生に問いかけたり、一緒に演奏してみたり、様々な工夫がみられました。

 

 

 

 

 

 

子ども役の学生も積極的に発言したり、元気よく歌ったりなどして、先生役の学生が教えやすい雰囲気になっていました。クラスの仲の良さが伺えます。


 またこの他に「こども音楽Ⅰ~Ⅳ」では、「ピアノの個人レッスン」を行っています。各種採用試験を踏まえて安江先生が構築したシステムをもとに、白鳥先生をはじめとして数人のピアノの先生が15~20分の「ピアノの個人レッスン」をしてくださっています。