氏名

根間 健吉 (ねま けんきち)


研究紹介

研究テーマ: 家康公伝承の素食 −健康長寿 · 健脳食−
 郷土の英傑徳川家康公は75歳の天寿をまっとうした。徳川二代将軍秀忠から十四代将軍家茂までの平均寿命は49.6歳であり、 また、当時の平均寿命が30歳代〜40歳代と推定されることから、家康公の健康長寿には驚くばかりである。彼の食生活は質素そのもので、 麦飯を中心に「一汁一菜」で組み立てられていた。とはいうものの、その内容は四季折々の食材が豊富に用いられ、 それに加えて大豆、胡麻、昆布、味噌、山菜が多用されていた。しかも、鷹狩りで得た鳥類や小動物の肉が適度に食され、 貴重な動物性たんぱく質源となったのである。栄養学的にみると、これらの食材を組み合わせた食事には、 人間の脳を活性化し判断力や精神力、集中力を高める効果のあるアミノ酸や脂肪酸、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれる。 このことから、家康公が四百年以上も前に実践した食事とは、言ってみれば心身の健康を保持・増進するバランス食であった。
 超高齢社会にあって、現代人を恐怖に陥れている疾患は何と言っても“認知症”ではなかろうか。 いまこそ家康公伝承の「抗認知症食(Anti Dementia Food)」の実践が求められている。

担当科目

公衆衛生学、公衆栄養

教育に実学の場を設けて、「考える力」と「生きる力」の育成に取り組んでいます。
すなわちアクティブラーニングによるジェネリックスキルの習得を到達目標としています。

社会活動

地元の企業や団体と連携して商品開発や“まちづくり”に取り組んでいます。
また、JICA研修を支援することで国際貢献に協力しています。

道の駅藤川宿活性化メンバーと関係者
  
  地元青年会議所との協働事業
    開発したロックドーナツ

[第12回むらさき麦まつりでの試食用として開発した作品] (伝承料理を再現)

胡豆昆飴(げんこつ飴)
いもようかん
箱ずし
すいとん汁

[JICA研修の支援]

研修員と記念撮影

[研究資料のひとこま]


在学生 · 高校生へのメッセージ

 伝統的な和食文化、環境と調和した日本各地の食生活について学び、自らの食生活を点検して健康増進、疾病予防へと繋げてください。 そして豊かな感性と発想力によって食育を実践してください。また、食物アレルギーが乳幼児や小児を中心に多く見られます。 医学的・栄養学的専門知識を修得して、食物アレルギーを有する子どもたちの健やかな成長・発育を支えてください。