氏名

児玉 珠美 (こだま たまみ)


略歴

・京都の同志社大学で国文学を学び、卒業後、母校の岩倉市立岩倉中学校で国語科の教員となる。学校が大変荒れていた時期で、自分の声は生徒たちに届いているのだろうかという疑問を持ち、劇団で声の表現レッスンを受ける。演劇に惹かれ、教員を退職して劇団「うりんこ」に入る。

・巡回公演中に声が出なくなくなり、本格的に発声の勉強をする。声楽家の仲間と出会い、東京の「こんにゃく座」の指導のもと、日本語オペラ集団「うた座」を立ち上げる。

・出産育児をしながら、高等学校や大学の非常勤講師をする。

・歌や読み聞かせのソロコンサートに挑戦しはじめる。フランスのパリ国立高等音楽院で聴講生として、発声や演出を学ぶ。

・その後、保育・教育の重要性を痛感し、早稲田大学大学院で教育学を学ぶ。


研究テーマ

 保育・教育における「オラリティ(声の文化)」に関する社会活動や研究をしてきました。人と人が共感し合い、信頼し合える関係構築には声としての言葉が必要だと考えています。
 世界幸福度上位にいつもランクされるデンマークの保育や教育も、生きた言葉による対話を重視しています。
 現在は、乳幼児期の言葉の発達と語りかけ方として大切なマザリーズについて研究を進めています。


担当科目

保育内容(言葉)、乳児保育、保育実習、海外の乳幼児理解



研究紹介

[主な著書]

・『0・1・2歳児の子育てと保育に活かすマザリーズの理論と実践』北大路書房 2015(共著)

・『デンマークの教育を支える「声の文化」―オラリティに根差した教育理念』新評論 2016(単著)

・DVD『乳幼児の発達を支えるマザリーズ』全2巻 新宿スタジオ 2017(監修)

・『家庭科教員のための学習指導技術―主体的・対話的で深い学びを目指して』三恵社 2018(共著)


[主な論文]

・「デンマークのフリースコーレにおけるオラリティーに関する考察―初等教育に着目して」 早稲田大学大学院教育学研究紀要別冊第21号-2 2015(単著)

・「グルントヴィの教育理念―生きた言葉と相互作用」 早稲田大学大学院教育学研究科 比較・国際教育学論集 2016(単著)

・「昔話を題材とした授業指導法の研究」名古屋女子大学研究紀要第63号2017(共著)

・乳児接触経験が保育者養成課程学生のマザリーズ表出に及ぼす効果に関する研究」 日本保育者養成教育学会第1号2017(共著)

・「幼児教育における言語表現活動の指導法に関する授業実践」 早稲田大学教育学会紀要第18号 2017(単著)

・「乳幼児期における歌いかけの意義―デンマークのベビー賛美歌―」 名古屋女子大学研究紀要第64号 2017(単著)


[研究費助成事業]

・科学研究費助成事業(2015年度・挑戦的萌芽研究)
「デンマークの0年生におけるケアから学習への移行―プリスクールクラスモデルの提案」 研究期間:2014年4月〜2019年3月(研究代表者)


[主な社会活動]

・声の表現活動(あいちトリエンナーレ2010年・2013年など)

・絵本コンサート(名古屋市南区文化小劇場・名古屋市名東文化小劇場・瑞穂文化小劇場・一宮市民文化会館・一宮市木曽川文化会館などの主催公演など)

・図書館主催絵本読み聞かせ研修講師(知多市・東海市・稲沢市など)

・自治体主催現任保育士研修講師(名古屋市・北名古屋市・小牧市・一宮市・岩倉市・豊山町・稲沢市・春日井市・瀬戸市・大垣市・あま市など)

・自治体主催0歳児親子マザリーズ教室講師(岩倉市・一宮市・稲沢市・犬山市・大口町・北名古屋市・安城市・東海市・京都市など)


学生のみなさんへのメッセージ

人は心から一緒に笑い、一緒に泣き、一緒に喜んでくれる人を求めて生きています。どの国の人であろうが、どんな職業であろうが、みんな同じです。誰かのそうした人になることができる人生を歩めるよう、一緒に学びましょう。