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卒業生からのメッセージ−2007年―           2007年11月29日掲載
有田 龍平さん  (2007年3月卒業)
          愛知県在住 ブラザー工業株式会社に勤務

<近況>
 ブラザー工業株式会社(瑞穂工場)でオフィス職に就いています。今後生産するFAX機やMFCを事前に分解し、不良品が出た時に短時間で修理が行えるよう検討することが業務です(簡単に言えば、修理屋さんと似た様な事をしています)。毎回毎回違う製品が出てくるので、部品名や構造を覚えなくては仕事が進められませんし、日々勉強です。それでも私は元々、機械を分解したり組み付けたりする事が趣味ですので今の業務に適していると思っていますし、楽しんでいます。
 終業後は、毎日走っています。幼い頃から長距離走が大好きで、陸上競技大会やロードレースに積極的に参加しています。全国大会にも毎年出ていますし、私なりに“デフリンピック”という聴覚障害者のオリンピック(4年に1度開催)の長距離走の日本代表に選ばれる事を夢見ています。
 会社に駅伝部や陸上部はありませんので、『類は友を呼ぶ』と言う事で、今後長距離走が得意な社員を集めてチームを作ろうと考えている真っ只中です。

<大学・学部で学んだこと>
 私は生まれつき耳に障害がありますが、コミュニティ政策学部で4年間、地域の人々との連携や人と人との繋がりの大切さなどを学びました。法律に関する講義も難しかったですが頑張りました(笑)。
 私が大学1年の時に作り上げた手話サークル(“手話っち”)に入った先輩や後輩と、手話を使って語り合った事が一番の思い出です。同級生が授業中に手話で通訳してくれたり、プライベートで遊びに行く時も手話で会話を交わしたりしました。
 ゼミにも楽しかった思い出がいっぱいあります!少数なので家族のような、兄弟のような雰囲気で色々意見を出し合ったりしました。もう一度あの頃に戻りたい気持ちもあります。

<在学生へのメッセージ>
 大学4年間はあっという間です。4年間という短時間に色々な経験を積み重ねてください。講義のみならず、ボランティアや部活、バイトなどで沢山の人と出会い、喜怒哀楽のある学生生活を過ごして下さい。本当です。人間は1人で生きて行けません。私もそうですが、1人で頑張ろうと思っても無理です。仲間がいてこそ色々な結果が生まれるのですから。切磋琢磨して何事にも頑張ってください。
 また、就職活動をそろそろ・・・と考えている人は、消極的な気持ちを捨て、自分就職課の先生やゼミの先生、実際に働らいている先輩や友人に聞いてください。黙って待っていても助けてくれませんし、当然ながら、相手と自分の考えが違う訳ですので、自分の性格をよく理解した上で、どういう企業に入れば良いのかを考えながら活動していって欲しいです。










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