クラブ活動しようよ! (学生スタッフ編集記事)
@現状
愛知学泉大学豊田学舎「学生生活の手引き」72頁には、「クラブ活動は、大学生活の大切な部分の一つで」あり、「積極的に参加することにより、大学生活をより有意義なものに」し、「学生時代の友人も、多くはクラブ活動の中で得られる」とある。しかし現状は……。
平成10年4月現在、愛知学泉大学豊田学舎には22個の公認クラブ(下、表参照)の他、学生会や各種イベントの実行委員会、非公認サークルが存在するようである。この公認のクラブ活動に参加している総人数は196人(重複含む)。コミュニティ政策学部の学生に限ると、全クラブの合計で20人。コミュニティ政策学部の全学生263人(入学時)のうち、わずか7%しか参加していないという事になる。
名称 | 所属人数 | コミュニティ |
部活動 | | |
ハンドボール部 | 14 | 1 |
空手道部 | 17 | 3 |
軽音楽部 | 18 | 0 |
ボート部 | 7 | 0 |
レールエンジョイ部 | 13 | 2 |
Art部 | 7 | 1 |
トレッキング部 | 43 | 0 |
バトミントン部 | 13 | 0 |
写真部 | 6 | 2 |
バスケットボール部 | | 1 |
サッカー部 | | 5 |
軟式野球部 | | |
硬式野球部 | | |
テニス部 | | 0 |
ソフトテニス部 | | |
同好会 | | |
マルチメディア同好会 | 5 | 0 |
インターネット同好会 | 8 | 0 |
ボクシング同好会 | 5 | 0 |
新舞台制作同好会 | 17 | 4
|
アドバンテージ(テニス同好会) | 19 | 1 |
※学生会・Community News学生スタッフ調べ。空白・欄に無いクラブはデータ不明。
A公認サークルを作るには
本大学学生会が公認するクラブの「部活動」・「同好会」・「サークル」という3種類の名称は、それぞれ大学と関係するランクの違いを表わしている。「部活動」は、学生会から部費が支給されるものであり、また学生課に対してその活動の成果を報告する厳格な義務をもつ。「同好会」と「サークル」も学生課に対して報告義務をもつものであるが、「同好会」は学生会から補助金が支給され、「サークル」は学生会から組織としてのフォローを受ける。(「公認」クラブは大学内の組織として位置づけられ、有事の際にも大学内組織としてのフォローを受けるが、「非公認」はただの友人同志の集まりとして位置づけられ、有事の際にも個人の問題として扱われるという違いがある。)
公認サークルを立ち上げるには、まず同じような活動をしたいと思う仲間を5人集め、サークル顧問の先生を見つける。そして学生会へ新サークルの設立許可申請をすれば、学内の公認サークルとして認められる。その後、人数・活動内容などの各種条件が揃い学生総会で認められれば、同好会・部活動への昇格も可能である。
なお、クラブ活動など学校生活についての各種質問については、2号館5階502にある学生会執行部に相談する事をお勧めする。
B参考資料アンケート
「Community News」学生スタッフはコミュニティ政策学部の各先生に「趣味」「学生時代行なっていたサークル・部活動」「顧問の経験」の3項目に関するアンケートへの協力をお願いした。
なお、下記の表の「クラブ活動」欄には、顧問をした事のあるクラブも含んでいる。
名前 | 趣味 | クラブ活動(顧問経験のある部活含む) | 顧問経験 |
井上匡子先生 | 音楽(鑑賞・演奏・歌唱) | ブラスバンド・合唱 | × |
大内義三先生 | 特になし | バトミントン | ○ |
岡田洋司先生 | クラシック音楽 | オーケストラ(フルート) | ○ |
神谷信彦先生 | 囲碁・トランプ | 水泳 | × |
後藤秀爾先生 | 調べている研究領域 | 文芸 | × |
佐藤秀樹先生 | 読書・ドライブ・ハイキング | 日本拳法 | × |
J・ノサカ先生 | 映画鑑賞・カラオケ | バンド活動 | × |
都築くるみ先生 | 茶道・華道・社交ダンス | 卓球 | × |
中島豊雄先生 | スポーツ(主にゴルフ) | ハンドボール・ゴルフ | ○ |
中田 實先生 | 釣り・映画鑑賞 | 軟式テニス・部落問題研究 | ○ |
西山惠美先生 | ピアノ・スキー・テニス | ワンゲル・ESS・卓球 | × |
村林聖子先生 | ドライブ | ソフトボール・弓道 | × |
矢部 隆先生 | 模型作り・自然散策 | ボート・少林寺拳法 | × |
山崎丈夫先生 | 投げつり(海) | 特になし | × |
*Community Newsスタッフ調べ。順不同。
各先生の趣味であるが、アウトドアな趣味を持つ方が多い。例えば、ドライブ・釣り・ハイキングなどである。他にも、スポーツ(ゴルフ・スキー・テニスなど)や、音楽・映画鑑賞などが多く、「自分の調べている研究(子供の臨床心理学)そのものが趣味を兼ねている(後藤 秀爾先生)」という方もいる。
次に、サークル・部活動への参加経験であるが、全体的にスポーツ関連に参加されていた方が多く、他にはバンド・合唱など音楽関連を経験した方が多い。続いて、顧問経験の有無であるが、あまり顧問経験のある方はいなかった。しかし、「ゴルフ部の顧問でしたら、引き受けます(中島 豊雄先生)」「ウィンドサーフィンの顧問をしてみたい(西山 恵美先生)」など、クラブの顧問に意欲的な先生もいる。
最後に、各先生方から一言コメントを頂いた。
「環境問題の大学をこえたクラブがあります。まちづくりに関心を持つ学生の交流会があります。これらと接触をするのもいいですね(中田 實先生)」「何事も受け身にならず、自分の足で一歩を踏み出す勇気を持ってほしい(後藤 秀爾先生)」「皆さんに Be ambitious! といいたい(西山 恵美先生)」「May your most exciting hobby one day become your dream!(J・ノサカ先生)」
学生編集後記
今回、「Community News」学生編集スタッフは、ある噂を耳にしました。「コミュニティ政策学部の学生は、サークル活動などに対して消極的なのではないか?」という話です。
もし気になるクラブがあるとしたら、そのクラブの部室に行き、どのような活動をしているのか気楽な気持ちで聞いてみる事をお勧めします。また、やってみたいクラブが見つからないのなら、自分で同好の士を探し結成したり、大学外にあるボランティア団体や各種スポーツ活動クラブなど様々な団体に入るのもいいと思います。今回の記事を読み、クラブ活動をやってみたいという学生が一人でも多く現れる事を、私は希望します。 (学生スタッフ・高野)
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学生委員会からのお知らせ
1.大学祭の季節です。
もうじき豊田学泉祭があります。今年は、11月21日からの予定です。
今、実行委員会がみなさんの参加を呼びかけています。コミュニティづくりの勉強はお祭づくりの実践から、ということもありますので、仲間を誘って(作って)首を突っ込んでみませんか。
ゼミ単位で模擬店出すもよし、グループでステージに立つもよし。受け身の青年期を過ごしていては人生を生きる力が生まれませんよ。先生方も、学生と共に何かする、という姿勢で、みなさんからの相談を待っています、多分。
ちなみに、岡崎学舎や桜井学舎の大学祭も、その前に予定されています。
岡崎が、11月7日からです。桜井学舎は幼児教育科なので、こどもまつりが11月3日のみですが、あります。一番盛況なのが、こどもまつりで、例年2,000人以上の人たちが、地域から集まって来られます。お金を使わず一日遊んでこれますよ。
2.学生との懇談会が再び実施されます。
7月14日に学生との懇談会が行われ、なかなか活発な意見が出されてよかったと思います。
学生の意見がそのまま学校運営に反映されるということではないのですが、学生委員会としては、できるだけ正しく学生の希望が実現できるように努力したいと考えています。発言したことが実現されないからということで諦めてしまわないで、これからも粘り強くあの手この手を考えながら、一緒に学校づくりをしていきたいナ、という姿勢は変わっていません。
そこで、11月24日に、もう一回、学生との懇談会を行う予定です。今回のテーマは、「大学の活性化について」です。前のときと同じように、4時限目が終わってからですが、それぞれ言いたいことをまとめて参加してください。
3.保護者との懇談会というのもあります。
学泉祭の期間中、11月21日の午後から、みなさんのご両親に呼びかけて懇談会をします。
4月からの学校の様子をお話したり、ご両親の心配事やご希望をうかがったりするものです。当日は、学泉祭の様子をみてもらいがてら大学においでいただくよう、誘ってみてください。
少し家が離れているひとのために、12月12日には、岐阜と浜松でおなじような懇談会を行います。こちらの機会も、利用してくださるように、ご両親に伝えてください。
4.『学生の声』のシステムの立ち上げを検討中です。
学生の声が大学の運営に反映できる道筋を明確にするために、『学生の声』というシステムを作ろうとしています。大筋では、経営学部、コミュニティ政策学部とも教授会の承認を得たところです。具体的には、意見を寄せるための意見箱の設置とホームページの開設とを考えています。
これを実現することにより、学生の真剣な意見が教職員に理解される道がはっきりする、ということに加えて、情報公開がより一層促進されることになると期待されます。
ただ、この手のシステムは使い方ひとつで、有意義にもなれば、無駄な投資ということにもなるものです。また、最初からは思うように機能しないものでもあります。
とにかく立ち上げて、よりよいものに育てていく、という姿勢が大事だと考えているところです。
5.その他。
スクールバスの増発問題、食堂の混雑緩和問題、駐車場の不足への対応問題、というのが、もっかのところ、3大懸案事項です。それぞれ、小委員会を作って対応を検討していますが、予算枠の問題を筆頭に、いろいろと難しいことが多くて、学生のみなさんの期待に添えるような成果が必ずしもあがってはいません。 とりあえず、今年度については現状を変える知恵と予算がでてきません。次年度に向けて、どういう形をとることが、学生の利益に一番なるのかを検討していきたいと思います。予算要求もその線で考える積もりですから、学生のみなさんも、どうせ言ってもなにもしてもらえないわ、と思わないで、アイデアを出して下さい。
まだまだ不備なところがたくさんあって、みなさんには言いたいことがたくさんあると認識しています。そういう状況だからこそ、「一緒にこの大学を創っていこうよ」、と言い合える関係でいたいものだと、願っています。
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国際交流委員会の取り組み
留学生研修旅行実施 1998.9.4〜5
1998年度留学生研修旅行が、9月4日(金)・5(土)の二日間にわたっておこなわれました。
行き先は高山と白川郷でした。一日目は飛騨大鍾乳洞や高山の屋台を見学したり、かじ橋のたもとにある有名なおだんごやさんのおだんごを賞味したり、翌朝は早起きして朝市をひやかし手にいっぱいのおみやげを買ったり(右写真)と、盛りだくさんでした。
その後、世界遺産の白川郷を訪ね、合掌づくりに驚嘆し(上写真)、お昼は「そば道場」でそば打ちを初体験しました(右写真)。自分でうったおそばのおいしかったこと。職員の男性たちのエプロン姿もすてきでした。
バスの運転手さんや職員の人たちとも仲良くなれ、楽しい時間はあっというまに終わりました。すべてのお世話を国際交流課の久米さんと黒川さんがしてくださり、本当に感謝でいっぱいです。参加者はコミュニティ政策学部の留学生5名、経営学部の留学生3名、教職員17名でした。
初級日本語集中講義実施
韓国から留学している金恩榮さんと李惠朱さんが、夏休みの9月7日から19日までの10日間、1日4コマというハードスケジュールで合計40コマの日本語の集中講義を受けました。
ふたりは日本に来た4月にはまったく日本語は話せませんでしたが、前期と集中講義の間必死で勉強したため、大変よく日本語ができるようになりました。後期も1週間に6コマの日本語の授業があり、通常の一般学生用の授業を受けながら、勉強に励んでいます。
ふたりをみかけたら、話しかけてくださいね。
ホンミンさんの結婚パーティー
インドネシアからの留学生のホンミンさんが、夏休みに故郷で結婚しました。そこで、9月29日(火)のお昼休みに、中田学部長主催のお祝いパーティが開かれました。
ホンミンさんは、結婚したものの、奥様はインドネシアで仕事をしているため、一人で日本に戻ってきました。すばらしい将来のため、別々の国で勉強と仕事にがんばっています。
研究室探訪
安井善行先生編
秋も深まった10月の午後、初めて安井先生の研究室を訪問。ドアを開けると、整頓された書棚と白いテーブルがまず目に飛び込んできて清々しい印象を持ちました。このテーブルを囲んでインタビューは始まりました。まず先生が研究者としての方向を定められた動機についてお尋ねすると、はじめ「取りたててありませんよ」とのご返事。ところが、次のようなお話を伺って謎が解けたような気がしました。
1971年に先生は、教授の指導のもとで5−6人の学生とともに大阪寝屋川市の地域分析と住民の生活実態調査を行う機会を得ました。京阪電車沿線の寝屋川市は、当時スラムが急増、財政困難に陥っていった、いわば高度経済成長期の実態を物語る地域だったそうです。先生は、そこの民家を一軒一軒尋ねて聞き取り調査に入りました。靴が散乱する玄関、日の当たらない狭い路地に干された洗濯物から発する強烈な悪臭。自然に恵まれた丹波柏原(兵庫県)に育ち、京都で大学生活を送っていた先生にとってそれは、まさにカルチャーショックそのものだったのです。住民の暮らしの現実を初めて目の当たりにしたこと、それこそが先生の社会福祉学を志望する原体験となったのです。
当面の研究テーマは、一つは理論的な検討が立ち後れているコミュニティ福祉理論の構築、二つ目は、2000年に実施される介護保険制度と地域福祉との関連づけにあるそうです。また、関西近隣の大学教員が学生を募集し、合宿によってある市の調査を行ったところ、学生たちが驚くほど変化、成長したという貴重な経験についても伺いました。最後に前期セメスターでの講義の感想を伺うと、「学生は社会のしんどい現実についてあまりに知らなさすぎるように思います。具体的な現実に自ら触れ、それと対話しそこから貪欲に学ぼうとすることが必要ではないか、そうすることは、自分自身を知ることにもなるのですから」とちょっぴり辛口のお応えでした。
先生の学問への情熱、学生への暖かいまなざしが感じられ、時のたつのを忘れるひとときでした。
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セクシュアル・ハラスメント対応窓口
なぜ、「セクシュアル・ハラスメント」は問題なのか?
コミュニティ政策学部の皆さん、こんにちは。
コミュニティニュース第2号に、「セクシュアル・ハラスメント ガイドライン」を載せましたが、
読んでいただけましたか?
「難しい〜」という声がありましたので、「セクシュアル・ハラスメント ガイドライン」について少しお話しましょう。
セクシュアル・ハラスメント ガイドラインには何が書いてあるの?
「セクシュアル・ハラスメント ガイドライン」には、次のようなことが書かれています。
- なぜ、セクシュアル・ハラスメントは問題なのか
- どのような言葉や行為が、セクシュアル・ハラスメントなのか
- セクシュアル・ハラスメントをされた(した)場合には、どうしたらよいのか
それでは、今回は、上に上げたうちの1について説明しましょう。
なぜ、「セクシュアル・ハラスメント」は問題なのか?
新聞等で、「・・大学セクハラ裁判・・」のような記事を見たことがあるでしょう?こういう記事を読むと、大学の先生が学生にセクハラをすると裁判になる、ということがわかりますね。この場合、言葉による「からかい」から、体に触ったり、性関係の強要まで様々な内容がセクハラとして扱われています。
でも、そんなことは街の中でも、友人同士でもおこりうるし、どうして、大学で問題にするのでしょうか。
それは、大学が、街の中や友人とは違う、教育という特殊な人間関係の世界だからです。「大学関係者」と「学生」の関係は、決して対等ではありません。「先生」に嫌なことを言われたり、されたりしても、「先生」だから拒否できない・・単位がほしいから・・大学にいづらくなるから・・ こういうことは、学生としては、どのように解決できますか?
「先生や大学関係者」と「学生」の関係の背景には、一種の権力関係が存在しています。単なる知り合いや友人ではありません。イヤだからといって、その関係を終わらせることができにくいのです。大学以外にもあらゆる「職場」でも同様の関係が存在していて、職場でのセクハラも、同様の問題を持っています。
つまり、人間関係において、個人が尊重されず、上下関係、権力関係のみが重要性を持ち、「性別」が意識されるような雰囲気の場所では、セクハラが起きやすいということになります。
大学は勉強をする場所です。「女だから」「男だから」という区別はありません。特に、コミュニティ政策学部は、個人を尊重しつつ、コミュニティという人間集団を作り上げていく学部ですから、セクハラを生み出すような環境を防ぐことがより強く求められています。ガイドラインは、そのための一つの目安です。お互いを尊重し合い、建設的な人間関係を築くことのできるような楽しい学部にしていきましょう。
<<最近のセクシュアル・ハラスメント判例―三重大学教育学部―>>
三重大学教育学部助教授に対するセクシュアル・ハラスメント裁判の判決が、1998年10月15日に津地方裁判所で言い渡された。訴えていたのは、事件当時の三重大学女子学生で、セクシュアル・ハラスメントを受けたとして、同助教授に対して230万円の慰謝料を請求していた。
訴状によると、同助教授は、1995年7月、授業の打ち上げとして、大学構内でバーベキュー大会を開催、授業を受けている元女子学生ら20人が参加。二次会のカラオケボックス内で、同助教授は元女子学生らの前で下着一枚になり、他の学生の前で、嫌がる元女子学生を突然ソファーに押し倒し馬乗りになったりした。
後日、元女子学生が同じ学科の学生と抗議文を渡したところ、「単位ないよ」などと発言した。このため、元女子学生は、ストレスから二回通院、専攻を美術科の絵画からデザインへと変更せざるを得なかった。
元女子学生は、「教官の地位を乱用した行為はセクハラにほかならず、精神的苦痛を受けた。絵画を学ぶ機会も奪われた」として、95年12月提訴した。
判決は、元女子学生の請求を認め、同助教授に33万円の支払いを命じた。
判決理由で、山川裁判長は、「被告(助教授)が馬乗りになったのは原告の意に反する社会通念上、許される範囲を逸脱する行為であり、原告(元女子学生)に精神的苦痛を与えた」と述べた。しかし、優越的地位を利用したセクシュアル・ハラスメントとする原告の主張にはふれなかった。
この判決の意義
→ 被害を受けた学生が、初めて勝ち取った判決
学生はなかなか声をあげづらいから・・
→ セクシュアル・ハラスメントではないけれど、「精神的苦痛」を認めた
大学における「先生」の優越的地位による行為を「セクハラ」とは認めなかったけれど、「精神的苦痛」を認めたことは今後の判決に大きな影響があるでしょう。
→ でも、裁判によってしか救済できなかったのは、問題
三重大は、この当時、セクハラ窓口もなかったし・・
ガイドラインもなかったし・・
どこに相談していいのか、学生にはわからなかったから・・
この事件後、三重大学では、セクシュアル・ハラスメントに対応する動きが始まりました。
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学泉大オーケストラ通信
第1回定期演奏会のお知らせ
日程) 12月5日
時間) 開場6:00 開演6:30
場所) 豊田コンサートホール
曲目) モーツアルト作曲/魔笛
/バイオリンコンチェルト
ドボルザーク作曲/新世界
この演奏会は、オーケストラにとって、初めての定演です。
ソリストに、N響のコンサートマスター(堀 正文氏)を迎え、今、猛練習中です。
お問い合わせは団員または村林ゼミ・佐藤まで。
学泉祭のお知らせ
日程) 11月21日
時間) 11:00〜12:00
場所) 愛知学泉豊田学舎野外ステージ
曲目は、まだはっきりしていませんが、学祭を盛り上げる為、日々練習してます。
皆さんはじめまして、愛知学泉オーケストラです。私達は学泉大3学部、同女子短大5学科から合わせて43名が週2回若林にある愛知学泉文化センターで活動しています。
今は学祭、定演に向けて猛練習中ですが、12月24・25日にもクリスマスコンサートを豊田そごうで行いますので応援お願いします。
(オーケストラ団長 佐藤記生)
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映画紹介
本当のレインメーカー?
今回紹介する映画は「レインメーカー」
監督 フランシス・コッポラ 主演 マット・ディラン
今号から「映画紹介」が始まります。
映画は、別の人生や世界を体験させてくれる優れたメディアです。これから、学生の皆さんに見てほしい映画(あるいはビデオ)を色々と紹介していきたいと思っていますので楽しみにしていてください。そして、機会があれば観てください。
自分が、他の人にどのように思われているかが気になる人は多いと思う。確かに、生きているということは、人間のつながりの中にいるということだから、他の人に受け入れられることは心地よいことである。
だからといって、他の人の目に映る自分の姿や評価ばかりを自分の行動の指針にしてしまうと、本当の自分はいつのまにかどこかに消えていってしまうかもしれない。
レインメーカーの主人公のルーディは、最初は「レインメーカー」(雨のようにお金を降らせることのできる成功者)になることを夢見ているLaw school*の学生で、大きな弁護士事務所で働くことを希望していた。しかし、彼は貧しい家庭の出身なので、そんな大きな事務所を紹介してくれるようなコネはない。あったのは、三年間アルバイトしていた酒場の主人というコネ。それでやっと、あぶない仕事ばかりをしている弁護士事務所に入ることができた。
こんな風に始まるルーディの新米弁護士生活は、たった一人で大きな保険会社の不正と闘う羽目になり、夫に殴られて入院していたケリーに恋をし、相続のための遺言作成を依頼してきた老婦人と知り合い「仕事」と喜ぶが、実は遺産はもうとうになくなってしまっていたり、と、様々な出来事に翻弄されていく。
そんな出来事を通して、ルーディは、社会の中で決して恵まれてはいない人々との暖かい心の交流を知り、また、自分が正しいと思ったことを実行することが、「大人」の社会ではいかに難しいかに気づいていく。「成功」は「堕落」を意味しているのか・・。最後、ルーディは、弁護士という「レインメーカー=大金持ち」になれるかもしれない職業を捨てることを決め、自分の選んだ新しい生活へと旅立って行く。
以上のストーリーからもわかるように、この映画は青春映画である。ピヨピヨのひよこが、どのように自分の行き方を決めて「自立」していくかを、F.コッポラ監督は正面から描いている。学生の皆さんは、今、自分の将来の職業や人生に色々な夢や不安があるかもしれない。もしかしたら、「自分はこう生きたい」けれど、そんな風には社会はうまくいかないから、まあこの辺で妥協しなければ、などど、すでに考えているかもしれない。でも、自分が正しいと思ったことを、妥協してしまうと、自分自身だけはそのことを知っている。社会的にどのような評価をうけようと、自分が自分を評価できないことが、実は一番つらいのではないだろうか・・。そんなことを考えさせてくれる、後味のよい映画です。
*Law schoolは、大学を卒業した学生が、司法試験の準備のためにさらに三年間勉強する課程。
(星空のディスタンス)
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公開講座のお知らせ
愛知学泉大学コミュニティ公開講座
―コミュニティ政策学部開設記念―
テーマ:「これからのコミュニティ」 〜 コミュニティの現在と将来方向を考える 〜
本年4月、愛知学泉大学コミュニティ政策学部が開設されました。開設記念企画として、コミュニティの発展を考える公開講座を開催いたします。人にやさしく豊かな生活の場づくりのあり方をともに深めたいと存じます。ぜひ、ご参加下さい。
と き 1998年12月5日(土)午後2時〜5時 ※受付=午後1時30分開始
ところ 豊田産業文化センター 4階45会議室
定 員 40人
講座内容
第1講 「コミュニティ組織の発展をどのようにはかるか」−現状と課題(未加入者の結集)
講師・中田 實 (愛知学泉大学コミュニティ政策学部長)
第2講 「コミュニティ活動の発展をどのようにはかるか」−現状と方向(生活地のイメージづくり)
講師・山崎 丈夫(愛知学泉大学コミュニティ政策学部助教授)
講義(各40分)の後、グループにわかれて質疑・懇談を行います。
※公開講座に関するお問い合わせは、下記までご連絡下さい。
主 催 愛知学泉大学コミュニティ政策学部 コミュニティ政策研究所
〒471-8532 豊田市大池町汐取1 TEL(0565)35-1313 FAX (0565)35-1677
協 賛 豊田市 ・ 豊田市地区コミュニティ会議会長連絡会
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学生論文募集
コミュニティ政策研究所運営委員会
コミュニティ政策研究所では、下記の要領で、学生諸君の論文を募集します。
優秀作品3編を、研究所機関誌『コミュニティ』第2号に掲載します。
ふるって応募してください。
記
テーマ 現代の諸問題を通してコミュニティの意義を考える
身近な問題から宇宙の問題まで、あなたが関心をもつ視角からコミュニティ(政策)の意義について論じてください。
枚数 8,000〜12,000字(打ち出したもの及びフロッピー)
締切り 1999年1月13日(水)
提出先 研究課(西村) 7号館3階
賞品 優秀論文3編に図書券(各1万円分)
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―New―COLORS 第9回愛知学泉大学"豊田学泉祭"
プレイベント in岡崎グランドボウル(参加費お一人様1,500円)
11月19日木曜日、この学園祭のプレイベントとして岡崎グランドボウルにて、愛知学泉大学豊田・岡崎他の大学と合同で行われます。岡崎キャンパスの学生や他の大学の学生と友達になりたい人、またそうでない人も楽しいひとときを過ごしませんか?
11月21日土曜日のスケジュール(予定)
11:00〜愛知学泉大学オーケストラによる「オーケストラ演奏」
15:00〜「X−GUN」によるお笑いトークライブ
X−GUNとジャンケン大会
他にも カラオケ「学泉歌姫決定戦」
○Xクイズ「クイズでPON」
軽音楽部によるライブ
11月22日日曜日のスケジュール
16:00〜「浅草キッド」によるお笑いトークライブ
浅草キッドとビンゴ大会
他にも 新舞台同好会による演劇「街灯」
劇団THEかもめによる演劇発表(タイトルは未定です。)
11月7日(土)・11月8日(日)は岡崎キャンパスへ… 「第36回岡崎学泉祭」
ただいまスタッフ・模擬店・ゼミ企画・展示募集中!!
主催:愛知学泉大学豊田学泉祭実行委員会
TEL:0565−35−7099
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