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−第 9 回(札幌)大会の開催にあたって−
                               コミュニティ政策学会会長 中田 實
 政権交代以後、「地域主権改革」という種がどんな姿で成長し、花を咲かせるのか、不透明のままに推移しているようです。ただ、「地域主権」の確立が、「地域住民が自らの判断と責任において地域の諸課題に取り組むことができる改革」を目指すものである限り、地域コミュニティを置き去りにした改革はあり得ないと思われます。地方自治法の抜本的見直しによる「地方政府基本法」の制定が工程化されているだけに、本学会としての議論は、しっかり進めていきたいと考えています。
 他方で、アメリカのネイバーフッド・USAをはじめ、国際的な交流も活発になってきました。國内外の英知を集めたコミュニティ政策の研究と政策交流に一歩を刻む学会となることを目指しています。
下記プログラムにありますように、第1 日目に定例総会を開催します。今回は役員改選の総会です。多数の会員がご出席くださいますようご案内いたします。また、総会に引き続き、基調講演、鼎談、研究報告分科会等が、同会場で開催されます。あわせてご参加くださいますよう、ご案内いたします。
 大会の開催をお引き受けくださった北海学園大学および札幌市の皆さまには大変お世話になります。まことに有難うございます。
 参議院選挙投票日と学会第2 日目が重なっています。自治体職員の皆さまには出席しにくい日程かとは思いますが、事前投票をすませて、多数の皆さまがご参加くださるよう、お待ちしています。
【会告20-1:「第9 回大会」第2 分科会「自由論題部会」では発表者を募集しています。】
 以下の要領で発表の機会を設けますので、希望される方は発表原稿をお送りください。
なお、発表ご希望の方は、整理の都合上あらかじめ事務局までご連絡ください。
報告時間 :

申請締切 :


原稿提出 :
原稿形式 :
15 分程度
(応募された演題の数等によって、報告時間,発表順序を調整いたします。)
6 月14 日(月)までに氏名,所属,連絡先,テーマをFAX またはメールで、
学会事務局へお送り下さい。
FAX 0565-35-7020 E-mail:a-compol@gakusen.ac.jp
6 月21 日(月) 締切日厳守(当日配布する資料集に掲載させていただきます。)
ワード仕様A4 サイズ最大3 枚(図表を含む)までとします。
(E-mail の添付ファイルでお送りください。)

日時・会場】
日時:
会場:

主催:
共催:

 会場校:
2010 年7 月10 日(土)〜11 日(日)
北海学園大学 豊平キャンパス(札幌市)
コミュニティ政策学会
札幌市
北海学園大学
開催趣旨】
 第9 回コミュニティ政策学会・札幌大会では、鳩山政権の最重要課題「地域主権改革」の中に、住民自治の具現化
に向けた地方自治体のコミュニティ政策や、「自治の基本である自己決定」の場としてのコミュニティ形成の条件整備
がどのように展望されてきたかを明らかにし、今後の課題を提示したいと思います。また本大会では、厳しい雇用情
勢や道内経済の不均等発展が顕在化する北海道で、持続可能な地域経済の追求とコミュニティ政策をどうすれば
一体のものとして実現できるのかも、具体的事例を取り上げ問題提起したいと考えています。
テーマ】    「『地域主権改革』と地方自治、コミュニティ政策のゆくえ」

7 月10 日(土)

13:00〜14:00

14:15〜15:05



15:20〜17:30








18:00〜20:00

総会(会員のみ ・ 60 番教室 <5 号館6 階>)

基調講演「経済活動と生活の営みの循環に立ったコミュニティを
             −地域経済学の視点から見たコミュニティ−」 (60 番教室 <5 号館6 階>)
       原 一隆(北海学園大学経済学部教授)

鼎 談「『地域主権改革』と地方自治−コミュニティ政策のゆくえ−」
     鼎談者
       佐藤 克廣(北海学園大学法学部教授))
       名和田 是彦(法政大学法学部教授・本学会副会長))
       高野 馨(札幌市役所 市民自治推進室室長)
       
     司会
       中川 幾郎(帝塚山大学大学院法政策研究科教授・本学会理事)

懇親会( 北海学園大学キャンパスレストラン 「コスモス」 )


 7 月11 日(日)
9:30−12:00 分科会(7 号館)

第1 分科会 「日本、米国、韓国のコミュニティ政策の課題と今後の方向を探る」
     報告者
       佐藤 克廣(北海学園大学法学部教授))
       横井 寿郎(札幌市役所 市民自治推進課長)
       安成浩(大田大学校教授)
          通訳 : 朴 漢圭(北海学園大学経済学部非常勤講師)

     司会
       前山 総一郎(八戸大学ビジネス学部教授・本学会理事))


第2 分科会 「自由論題部会」
     本紙第1 ページの会告20-1 で発表者を募集しておりますので、ご参照下さい。



特別分科会「地域コミュニティとNPO の結び付き
                −札幌市における地域に入り込んだNPOの活動−」

     報告者
       喜多 洋子(特定非営利法人子育て支援ワーカーズ プチトマト代表理事)
       長江 孝(NPO 法人こども共育サポートセンター代表理事)
       
     モデレーター
       加納尚明(札幌市役所市民活動協働促進担当課長)
     コメンテーター
       林泰義(玉川まちづくりハウス運営委員・本学会副会長)


               
7 月11 日(日) 13 時30 分〜16 時00 分
テーマ 「文化・芸術を創出する街 さっぽろのコミュニティ創造」


参加費 : 無料
定員 : 先着20 名

【タイムスケジュール】

13:30    北海学園大学出発
13:40〜   あけぼのアート&コミュニティ<施設見学>
14:20〜   生活支援型文化施設 コンカリーニョ<施設見学・ゲストトーク有>
15:15〜   椿サロン<施設見学>
16:00     解散

※ 参加ご希望の方は、別紙参加票の該当欄に○印をご記入下さい。昼食は各自お取り下さい。


〔費 用〕
大会参加費  会員       2,000円(資料代含む)
          一般(非会員) 2,000円(資料代含まない)
資料代     1,000円
懇親会費    4,000円 (於 北海学園大学キャンパスレストラン「コスモス」
〔会場案内〕

北海学園大学 豊平キャンパス

      〒062-8605 札幌市豊平区旭町4 丁目1-40
      TEL 011-841-1161   FAX 011-824-7729

・地下鉄東豊線 「学園前」駅にて下車、3 番出口直結。
(「大通」駅より乗車5 分、「さっぽろ」駅より乗車6 分)

* 駐車スペースはございませんので、
           公共交通機関をご利用ください。
〔北海学園大学学内配置図〕
〔宿泊施設のご案内〕
     大会会場近隣の宿泊施設をご案内いたしますので、各自お申込み下さい。
ホテル名 料金 備考
@ 東横イン 札幌すすきの交差点
  〒064-0804
  札幌市中央区南4条西3-4-1
  TEL 011-207-1045
  FAX 011-207-1046
インターネット予約
<1 泊朝食付>
シングル 6,825 円
 地下鉄東豊線
 「豊水すすきの」駅から徒歩3 分
  URL:http://www.toyoko-inn.com/hotel/00100/index.html
A ホテル ロンシャンサッポロ
  〒060-0055
  札幌市中央区南5 条東1 丁目
  TEL 011-561-1131
  FAX 011-561-0006
インターネット予約
<1 泊(朝食別途)>
シングル 7,350〜8,400 円
<1 泊朝食付>
シングル 8,925〜9,200 円
 地下鉄東豊線
 「豊水すすきの」駅から徒歩3 分
 「学園前」駅より約1.2km
 URL:http://www.ronshan.com/
B ススキノグリーンホテル3
  〒064-0807
  札幌市中央区南7条西1丁目
  TEL 011-511-7211
  FAX 011-511-7289
インターネット予約
<1 泊朝食付>
シングル 7,500 円
 地下鉄東豊線
 「豊水すすきの」駅から徒歩1分
 「学園前」駅より約1.1km
 URL:http://www.susukino-greenhotels.com/
〔エクスカーション 見学場所のご紹介〕
@ あけぼのアート&コミュニティ
平成16 年3 月に閉校した旧曙小学校跡施設が、札幌市によって、
文化芸術を発信し、地域とともに発展する施設「あけぼのアート&
コミュニティセンター」として再整備され、再活用されることになりました。
この施設は、NPO 法人コンカリーニョが、平成21 年11 月16 日から
平成25 年3 月31 日まで、管理運営を担当し、文化芸術と地域の
出会いと交流の場として、当施設を有効に運営しています。
A コンカリーニョ
生活支援文化施設コンカリーニョは、主に市民の寄付によって
設立・運営され、札幌市の文化発信施設であると共に、
地域住民の交流拠点になっています。
B 椿サロン
札幌市では、札幌独自のデザインスタイルを確立し、
都市力の1 つとしているところですが、椿
サロンはカフェとデザインが融合した新しい地域コミュニティカフェです。
具体的には、子育てサロン、地域交流イベント、まちづくりへの募金活動など、
デザインを大切にしながら幅広い地域の活性化の一翼を担っている
注目の拠点です。(実費ですが、お茶・茶菓が楽しめます。)

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