第1回 ホームパーティーにフランス料理
講師:細井久子先生(安城学園高等学校 家庭科教諭)プロフィール
安城市在住。安城学園高等学校教諭、家庭科担当(奉職35年目)茶華道部顧問。全日本作法会教授、煎茶道賣茶流教授。アートフラワーデザイン、組紐講師。安城まちづくり市民会議環境委員。愛知私学サマーセミナー環境学習「竹炭花アート」担当。安城学園高等学校市民講座「ガーデニング」担当。
料理研究家・築山潔子先生におもてなし料理(フルコース)――日本料理・中国料理・フランス料理・イタリア料理・スペイン料理等。茶懐石料理(茶料理)を長く学び現在に至る。食文化研究会「食の文化誌」等に発表。
今回のご紹介する料理
1.Mousseline de crevettes rose pompon 【えびの王冠風】
2.Gratin de huitres au Sauternes 【殻付かきのグラタン ソーテルヌ風味】
3.Creme de langouste au basilic 【伊勢えびのクリームスープ バジリックの香り】
4.Filet de turbot braisee sauce Albert【ひらめのブレゼ アルベール風】
5.Cotelettes ?aneau gibier parfume au cafe【仔羊のジビエ仕立て コーヒーの香り】
6.Legumes a la grecques 【野菜のギリシャ風】
7.Creme ange au sauce chocolat【ホワイトチーズのムース チョコレートソース】
●下拵(したごしら)えも味の中(うち)
手際よく調理するためには、それぞれの材料に応じた適切な下拵えのよしあしが、うまいまずいを決めると言ってもよいくらいです。
一般に下拵えというと、料理材料そのものの下準備だけをさすものと考えられているが、もっと幅広く、献立作りから材料の選び方、器の取り合わせ、切り方、ゆで方、食器の料理、調理の手順、部屋の整備、食卓の整頓なども下拵えの中と考えて、用意を怠らぬようにしたいです。
家庭でのおもてなし料理にも、一応、基本となる約束はありますが、それにはあまりこだわらず、それよりも、お招きする人の身分や年齢・性別・趣味・思考・人数などを十分頭の中に入れることが大切です。
注意:材料は基本的には10人分です。多いと思われるかもしれませんが、このくらい作らないと確かな味は出ません。また、おかわりしてもらうことも計算に入れての量です。大さじ1は、15ml。小さじ1は、5mlを基準にします。
●レシピ
ムース リース ドウ クルベット ロゼ ポポ
1.Mousseline de crevettes rose pompon 【えびの王冠風】
材料:

えび(小) 20〜30尾
クールブイヨン
生うに 少々
○うにのソース
(a)白ワイン(ソーテルヌ) 100ml
(a)白ワイン 150ml
(a)砂糖 小S1〜
(a)フェメ ドゥ ポワソン 50ml
(a)玉ねぎ(みじん切り) 大S4
生うに 100g
生クリーム 大S2
塩 少々
白こしょう 少々
○生クリーム 少々
○セルフィユ 少々
@ えびは殻つきのままクールブイヨンで茹でて、殻を取ります。
A (a)を合わせて1/3量に煮詰めて、こします。
B 生うには裏ごしし、生クリームは6分立てにします。
C AとBを混ぜ、塩と白こしょうで味をととのえ、ソースをつくります。
D 器にCのソースと@のえびを盛り、生クリームとセルフィユを飾ります。
グラタン ドウ ユイトル オウ ソーテルヌ
2. Gratin de huitres au Sauternes【殻付かきのグラタン ソーテルヌ風味】
材料:

かき(殻付) 10個
ねぎ(白) 30cm
バター 20g
白ワイン(ソーテルヌ) 50ml
卵黄 1個
生クリーム 50ml
塩 少S1/3
イタリアンパセリ 少々
@ かきは殻のふたを除きます。
A ねぎは1cm長さのせん切りにします。
B 鍋にバターとねぎを入れてゆっくりと炒め、ソーテルヌワインを加えます。
C Bに卵黄とホイップした生クリームをまぜ、塩で味付けします。
D @のかきにCをかけ、200℃のオーブンで8分焼きます。
E Dをイタリアンパセリとともに盛り付けます。
クレーム ドウ ラングスト オウ バジリック
3.Creme de langouste au basilic【伊勢えびのクリームスープ バジリックの香り】
材料:

伊勢えび 1尾
バジル 5枚
○クレーム ドゥ ラングステーヌ
伊勢えびの殻 1尾分
(a)にんじん 80g
(a)玉ねぎ 80g
(a)セルリ 50g
(a)シャンピニオン 50g
にんにく(みじん切り) 大S1
オリーブ油 大S2
バター 30g
ブランデー 100ml
(b)白ワイン 400ml
(b)フィユメ ドゥ ポワソン 800ml
トマト 2個
(c)セルリ (小枝) 少々
(c)塩 少々
(c)白こしょう 少々
(c)バジル 少々
(c)タイム 少々
生クリーム 大S2
シーブレット 少々
@ 伊勢えびはさっと火を通して、身を取り出します。
A 伊勢えびの殻はほぐし、(a)の野菜はみじん切りにします。
B オリーブ油でにんにくをよく炒め、伊勢えびの殻と野菜のみじん切りを加えて炒め、バターを入れます。
C Bにブランデーを加えて煮立て、(b)を入れます。
D トマトはざく切りにしてCに入れ、(c)も加えて20〜30分煮て、こします。
E Dにバジルを入れ、伊勢えびの身をさっと火を通して一人一切れに切ります。
F 器にEのスープを注ぎ入れ、身を盛ってシーブレットを飾ります。
フィレ ドウ テュルボ ブルゼ ソース アルベール
4.Filet de turbot braisee sauce Albert【ひらめのブレゼ アルベール風】
材料:

ひらめ 200g〜
塩 0.7%
白こしょう 少々
パン粉 20g
バター 80g
○ソース アルベール
玉ねぎ 1個
シャンピニヨン 80g
バター 60g
(a)白ワイン 500ml〜
(a)フィユメ ド ポワソン 200ml
(a)フォン ド ヴォー(顆粒) 小S2
(a)砂糖 小S1〜
塩 少々
白こしょう 少々
○ブールマニエ
バター 30g
コンスターチ 20g
ざくろ 少々
@ ひらめは一人一切れになるように形を整え、塩と白こしょうをします。
A ソースアルベールをつくります。
・玉ねぎとシャンピニヨンはみじん切りにします。
・バター60gで玉ねぎとシャンピニヨンをよく炒め、(a)を加えて1/2量に煮詰めてこし、味を調え、
ブールマニエを混ぜます。
B オーブン皿にひらめを並べ、その上にパン粉を乗せ、こがしバターをかけ、280℃で2分焼きます。
C 器にAのソースを流し入れ、Bのひらめを盛り、ざくろを飾ります。
コートレット ダニョー ジビエ パルフュメノ オウ カフェ
5.Cotelettes ?aneau gibier parfume au cafe 【仔羊のジビエ仕立て コーヒーの香り】
材料:

仔羊骨付 10本
(a)赤ワイン 500ml
(a)玉ねぎ 1個
(a)にんじん 1/2本
(a)セルリ 1本
(a)白ねぎ 1本
(a)にんにく 1かけ
(a)黒こしょう 小S1
(a)タイム 小S1
(a)グローブ 小S1
(a)ロリエ 2枚
(b)(a)の漬汁
(b)赤ワイン 800ml
(b)フォン ド ヴォゥ(顆粒) 小S2
○ソース
(c)はちみつ 70g
(c)バター 40g
粗挽きコーヒー 30g
ワインヴィネガー(赤) 30ml
Aの煮汁 400ml
塩 少々
黒こしょう 少々
バター 50g
○ガルニ
ごぼう 1/2本
揚油
コーヒー豆 小S2
タイム(生) 少々
(a)に漬けた仔羊 10本
塩 0.6%
黒こしょう 少々
オリーブ油
ブランデー 80ml
@ (a)の野菜は薄切りにして合わせ、仔羊骨付けを漬けます。
A (b)を合わせて1/3量になるまで煮詰めて、こします。
B ソースを作ります。
・鍋に(c)を合わせて焦げ色がつくまで火にかけ、荒挽きコーヒーとワインヴィネガーを加え、
Aの煮汁を入れ、10〜15分煮て、こします。
・塩、黒こしょうで味をととのえ、バターを加えます。
C ごぼうは笹がきにして、水でよくさらし、素揚げにします。
D (a)に漬けた仔羊に塩と黒こしょうをふります。フライパンにオリーブオイル油を熱し仔羊を
焼いて、ブランデーでフランベーします。
E 器にBのソースを流し、Dの仔羊を盛り、Cのごぼうとコーヒー豆とタイムを飾ります。
レギューム ア ラ グレック
6.Legumes a la grecques 【野菜のギリシャ風】
材料:

プチオニオン 10個
シャンピニヨン 10個
カリフラワー(小 1個
セルリ 2本
(a)水 5C
(a)塩 大S1
(a)オリーブ油 大S1
レッドピーマン 1個
イエローピーマン 1個
グリーンピーマン 1個
ブラウンピーマン 1/2個
(b)オリーブ油 大S2
(b)ロリエ 3枚
(c)コリアンダー(パウダー) 小S1/3
(c)白ワイン 150ml
(c)塩 小S1/4
(c)砂糖 小S1/4
○ソース
野菜の煮汁 100ml
(d)ワインヴィネガー(白) 大S1
(d)砂糖 小S1
(d)塩 少々
(d)白こしょう 少々
(d)バター 20g
(e)セルフィユ 少々
(e)グリーンペッパー 少々
(e)ブラックオリーブ 10個
@ カリフラワーは小房に離し、セルリは5cmの長さの棒状に切ります。
A (a)を煮立て、プチオニオンとシャンピニヨンを入れさっと煮た後、@を加えて煮ます。
B ピーマンは焼いて皮を除き、5cm長さの棒状に切ります。
C 鍋に(b)を熱しAとBをさっと炒め、(c)を入れてしばらく煮ます。
D ソースを作ります。Cの煮汁をこして(d)を混ぜて煮立てます。
E Cの野菜を盛り、Dのソースと(e)を飾ります。
クレーム アンジュ オウ ソース ショコラ
7.Creme ange au sauce chocolat【ホワイトチーズのムース チョコレートソース】
材料:

○クレーム アンジュ
(a)ホワイトチーズ(マスカルボーネ)250g
(a)砂糖 40g
生クリーム 50ml
卵白 70g
(b)コアントロー 大S2〜
(b) 粉ゼラチン 5g
(b) 水 小S2
○チョコレートソース
(c)ココア 10g
(c)砂糖 20ml
(c)水 20ml
(c)バター 5g
○ソース アングレーズ
卵黄 1個
砂糖 20g
牛乳 60ml
バニラオイル 少々
コアントロー 小S2
(e)ラズベリーソース 大S2
(e)ピスタチオ 少々
@ ボールに(a)を混ぜ合わせます。
A 生クリームは6分立てにして、(a)に混ぜます。
B 卵白は泡立てAと混ぜます。
C (b)を湯せんにかけてゼラチンを溶かし、Bを混ぜて冷やし固めます。
D (c)煮立ててさまし、チョコレートソースを作ります。
E ボールに(d)を混ぜ、湯せんでかき混ぜながら熱を加えて、コアントローを加え、
ソースアングレーズを作ります。
F Bのクレームアンジュを盛り、C、Dのソースを流し(e)を飾ります。
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